赤間謙選手の実績
福島県楢葉町出身で小学校1年で楢葉イーグルファイターズに入団し野球を始める。中学校では相双中央シニアに入団するとエースとして東北大会で優勝した。
東海大山形高校に入学すると2年生になると143kmを記録し、2007年夏の選手権山形大会では決勝の日大山形戦で先発、阿部投手（現國學院大）と投げ合うと3回まで5奪三振4内野ゴロと完璧な投球を見せていたが、足のはり四球を出して失点、動揺してサインミスで暴投と悔しい敗戦を喫した。
3年生となった2008年は春季地区大会の寒河江工戦でノーヒットノーランを達成すると、準決勝の山形中央戦では鈴木駿也（現福岡ソフトバンク）と投げ合い4安打完封２－０で勝利した。
夏の選手権山形大会では準々決勝で2年連続決勝で対戦し敗退していた日大山形と対戦、先発すると1失点に抑えて完投勝利をあげ、リベンジを果たす。
しかし続く準決勝ではストレートは146kmをマークしたが羽黒高校に敗れた。
プロ志望届けを出さずに東海大学に進学すると、ストレートは148kmをマークし中継ぎとしては結果を残すも先発では失点する。
2010年の春季リーグ戦は6試合に登板して1勝0敗も8回2/3で自責点3、防御率は3.12。
大学選手権では決勝の東洋大戦に０－５と劣勢の8回からマウンドに上がると2回を1安打無失点に抑えた。
秋季リーグ戦ではリリーフでは3試合に登板し3回1/3でノーヒット、無失点。しかし先発した武蔵大2回戦では4回で5安打2失点で降板している。
代表決定戦の横浜市長杯争奪関東大学野球大会では決勝の神奈川大戦で先発し無失点に抑えたものの勝ち投手にはならなかった。