平川貴大選手の実績
上宮太子高校に入学すると、3年生となった2007年、センバツに出場する成田高校との練習試合でノーヒットノーランマークし注目を集めた。春季大阪大会でも好調を持続し、準々決勝の大体大浪商戦、準決勝の北陽戦、決勝のPL学園戦で3試合連続完封と見事なピッチングを魅せて優勝、近畿大会に出場する。近畿大会では1回戦で市神港高校と対戦したが3失点で途中降板、チームは勝利したもののこのとき肘を痛め、準決勝では登板しなかった。
夏の大会では肘のケガが回復せず、1回戦の鳳高校戦では1-2と劣勢の9回1イニングのみ登板したもののチームは敗退した。
プロも注目していたものの、ケガの不安もありプロ志望届けを出さず同志社大へ進学する。
1年生はケガの回復で時間を費やしたが、2年生となった2009年の春季リーグ戦で初登板を果たす。秋季リーグ戦では復調すると、京大戦で1安打11奪三振で完封勝利をあげ、2勝1敗防御率2.55で投手ベスト7位の成績を残す。
3年生となった2010年は4年生でエース藤井貴之とともにフル回転し3勝1敗で優勝に貢献、46回を投げて4失点、防御率0.78でリーグ1位の成績を残した。春季リーグでも3勝2敗で春秋連覇を果たすと、防御率1.54でリーグ5位と安定した成績を残している。