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掛川東高の秘密兵器。全くの無名選手ではあるが、2年前スポーツ新聞の特集記事で、異例の経歴の中学野球選手という事で、ひそかに注目をしていた選手。新聞記事より抜粋すると、小学生時代は極真空手に没頭していて、全国大会3位に入賞。現在黒帯初段。野球を始めたのは中学からで、一番打者レフトで県大会ベスト4に貢献。 当時は俊足で、長打力こそさほどないが、流し打ち等広角に打ち分ける事のできる巧い選手との印象があり、どんな選手になっているのか楽しみにしていたが、掛川東高に入学していて、投手になっていたので驚いた。ほんの三か月前の高校一年の12月に監督から肩の強さを買われて野手から投手に転向したとの事。 空手をバックボーンとし、極真で鍛えた強靭な足腰、縦回転のフォームから繰り出される鞭のように鋭く腕を真上から投げ降ろす本格派。リリースの瞬間、球を弾いて強烈なバックスピンが掛かった走るストレートは唸りを上げて打者の手元でホップしているかのようにみえミットに突き刺さる。打者にとってはスピードガンの球速表示以上に脅威的な体感速度を感じるであろう。 これだけの球質のボールが投げられるのは、生まれ持った天性の指先の感覚の持ち主であろう。 その反面、抜け球も多く、まだまだコントロールもアバウト。特に、クイックモーション、フィールディング、牽制球はまだ素人に毛の生えた程度と言わざるを得ない。 まだまだ粗削りだが、ポテンシャル、潜在能力は計り知れない。一年後、この未完の大器が球速等どれだけ進化しているか楽しみな選手である。
高校野球静岡大会の注目選手を紹介します。昨年のドラフト会議では150キロを記録した日大三島の小澤怜史投手が福岡ソフトバンクに2位指名、静岡高の堀内謙伍選手が東北楽天から4位指名され、安本竜二選手(法政大)、内山竣選...
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