関川英将（大館桂桜高校） | ドラフト候補とみんなの評価

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高校は秋田県内の公立高出身だったが、全国雑誌にも掲載されており、全国大会への出場はないが名の知れた選手であった。卒業後は、東北学院大学に進学し硬式野球部に所属している。
　1番の売りは足の速さである。50mのタイムは5.8秒でベースランニング1周のタイムは、高校時に県内の記録で1位に輝いてるほどである。中でも盗塁には定評があり、スタート・中間走・スライディングどれもがハイレベルで、全盛期の鈴木尚広を彷彿とさせるものがある。打撃のタイプは中距離打者タイプだが、センターのフェンス直撃打も放っており、パワーも申し分ない。ウェイトトレーニングに取り組んでいるといった情報もあり、努力していることもわかる。守備は、遠投105mの地肩の強さを生かし三遊間の深いところからでもアウトにすることができる。他の選手と比較しても送球の低さが違うため、矢のような送球とはまさにこのことだろう。しかし、その送球が乱れる場面も見られるが、アウトにできているので許容範囲であると言える。普段は派手なプレーはしないが、状況によってランニングスローやジャンピングスローをしている場面も見受けられ、状況判断に優れ、観客を魅了してくれる選手でもある。
　高校時は、身体能力が高いがゆえにそれに頼ったプレーが目立っていたが、大学で基礎を学び、身体能力・確実性・観客の魅了これらが合わさった選手に成長している。これからの動向が気になる選手の1人である。