葛西侑也選手の実績
三重県鈴鹿市出身で白子中学校では野球部で投手、また打撃を生かして一塁手としても試合に出ていた。
もともとスリークォーターであったが大垣日大高校に入学するとオーバースローにフォームを変更したが再び元に戻すと、1年生で出場した2009年の秋季東海大会では初戦となった2回戦の常葉橘戦で9回2アウトまでパーフェクトに抑え、あと一人のところでヒットを打たれたが、純完全試合で完封勝利すると、中京高校を3-2、決勝の中京大中京を5-4の1点差で下し、3試合連続関東勝利、見事東海大会を制した。
明治神宮大会では初戦となった2回戦の嘉手納戦では12安打を浴びて6失点するも勝利すると、今治西戦では5安打12奪三振で1失点完投、決勝の東海大相模戦では8回途中まで9安打5四死球とあれ、2年生の阿知羅投手にリリーフを仰いだがチームは勝利し優勝した。
2年生となった2010年センバツ大会では、1回戦に徳島・川島高校と6安打4四死球も12三振を奪い1失点完投勝利、2回戦では大阪桐蔭と対戦し8安打2失点で完投勝利。準々決勝では登板せず準決勝の興南戦に満を持して先発したが2回で6安打4四死球で6失点と自滅した形となった。
2010年夏の選手権大会では、4試合26回を投げて13安打、2失点に抑えたものの準々決勝で県岐阜商に0-1で敗れた。
秋季大会では初戦の豊田西戦でも9安打を打たれたが8奪三振で2失点完投、準決勝の愛工大名電戦で1回に1失点したものの2回以降は三塁を踏ませないピッチングを見せて4安打8奪三振の完投勝利、決勝の静清戦では1回、2回に2失点するなど苦しいピッチングだったが完投し、9回11安打で6失点も11奪三振を記録して、東海大会連覇を果たした。
明治神宮大会では1回戦で天理と対戦、2回に1失点するものの、低めのストレートと左からの角度のあるスライダーで安定した投球を見せ、チームの逆転勝利に貢献した。