新西貴利選手の実績
宮崎県出身で中学校では野球部。
都城商に入学すると元々ストレートは140kmを記録していたが、原田監督の指導のもとスライダーを習得し、3年生の春季大会では主にリリーフとして登板すると、宮崎大会準決勝も日南学園戦では2-2の6回から登板しその後延長12回まで13奪三振で無失点、チームの勝利の貢献た。宮崎大会で優勝し迎えた九州大会では、初戦となる2回戦の中部商戦で先発、危なげない投球で9-1で勝利する。準々決勝も九国大付戦でチームは敗退した。
夏の選手権宮崎大会では先発を任されると、初戦の高鍋戦で3安打8奪三振で完封、決勝の宮崎商戦でも7回を5安打5奪三振1失点など好投し、4試合25回を投げて失点2の好投でチームを甲子園に導いた。
甲子園では1回戦で聖望学園と対戦7回を1安打無失点に抑えると、2回戦の三重戦では9回8安打6奪三振で完投、続く3回戦の智弁和歌山戦では岡田俊哉(2009年中日1位)と投げ合い、5安打10奪三振で1失点完投で勝利を飾った。
準々決勝では優勝した中京大中京と対戦、先発したものの3回で5安打4失点で降板した。
九産大に進学すると1年生の2010年秋季リーグ戦ではリリーフとして活躍、3試合に登板して1敗も6回2/3を投げて自責点0と好投を見せている。