入江慶亮選手の実績
島根県出身で、浜田高校に入学した2005年に1年生で早くもベンチ入りし期待されていた左腕。
2年生となった2006年には戦力として登板をしており、夏の選手権島根大会では全試合で主にリリーフとして登板した。準決勝の開星戦では初めて先発を任されたが制球が乱れて加点されてゆき敗戦となった。
秋季大会では出雲北陵戦で17奪三振を記録するなど夏の経験を生かして大きく成長、140kmをマークするようになると、3年生となった2007年の夏の選手権島根大会では注目投手として取り上げられると、準々決勝の浜田商業戦では7者連続奪三振の含む毎回の17奪三振でノーヒットノーランを達成、その期待にこたえるピッチングをみせた。
しかし、昨年のリベンジとして臨んだ準決勝の開星戦では5失点し敗退、甲子園に出場する事はできなかったが、4試合31回で41奪三振をマークし和田毅(現ソフトバンク)2世と評価を挙げた。
プロも注目をしたがプロ志望届けを提出せず、中央大学に進学する。
大学では1年生の秋から中継ぎ左腕投手として登板をしたが、2年生の夏に右ひざ前十字じん帯を断裂し2年生の秋の登板はできなかった。
3年生になるとケガから復活、エース澤村拓一が注目される中で2戦目の先発を任されると、立正大戦では7回を2安打4奪三振で無失点に抑えて勝利を収めた。
国学院大戦では6回2/3を投げて6安打4奪三振1失点で2勝目をマークするも亜大、東洋大戦では5回を持たずに降板している。リリーフ登板した国士大戦では4回をノーヒットに抑えた。
秋も2戦目の先発を任されたが、期待にこたえる事ができず、リリーフ登板した青学大戦の1勝のみで、1勝2敗という成績だった。
プロとの練習試合が解禁となった巨人戦で先発登板し、4回を3安打1失点に抑えている。