萩谷直斗選手の実績
茨城県茨城町出身。野球指導者の祖父に誘われ、小学校2年生から野球を始めた。
桜丘中学校から野球に力を入れ始めた水城高校に進学する。
最初は粘り強くヒットを狙うタイプだったが、6月に4番を任されると、それまで4番だった石井雄大選手から「4番らしく、思いっきり振り抜ける選手になれよ」と声をかけられ、振りぬく事を心がけるスタイルに変わった。
小柄だが打球が早く長打力があり、1年生で4番に抜擢されると、2010年夏の選手権茨城大会では決勝の霞ヶ浦戦で、逆風の中打球はグングン伸び、ライトスタンドに3ランホームランを放った。チームを甲子園に導いた立役者。
甲子園では初戦で一二三投手(2010年阪神2位)と対戦、初回に145kmのストレートをセンター前にはじき返して先制となる1点を挙げる。7回にも138kmのストレートをセンター前に運び2安打を放った。チームは5-10で敗れた。
秋季大会でも茨城大会決勝の霞ヶ浦戦では0-1の7回にセンター前タイムリーで同点に追いつくヒットを放つと、8回にはダメ押しの2ベースヒットを放った。
関東大会でも2回戦の春日部共栄戦でタイムリーを放ち勝利に貢献したが、準決勝では因縁の東海大相模と対戦し敗退した。
茨城県がアメリカに親善野球チームを派遣することになり、18人のメンバーに入った。