萩原大起選手の実績
静岡県出身で、小学校4年生から野球を始めると、内野手を守っていたが、全日本少年野球大会では投手として軟式で128kmを記録している。
掛川市立東中学校では2年生で本格的に投手に転向すると、軟式で130km後半をだしており、庄司隼人投手(2009年広島4位)、高橋司投手(現関西学院大)とともに静岡3羽ガラスと呼ばれていた。
常葉立花常葉菊川高校に入学すると、1年生夏の練習試合で好投し、秋季大会の1回戦・藤枝明誠戦で公式戦初登板、5回を無失点に抑えた。
明治神宮大会では1年生でベンチ入りすると、1回戦の東洋大姫路戦で戸狩(現ヤマハ)のあとリリーフとして1回をノーヒットに抑えた。
2回戦の明徳義塾戦では先発を任され、11安打を浴びて5点を失ったが6-5の1点差で完投勝利、決勝では戸狩が完投し優勝、大きく貢献した。
しかしその後肘のケガにより、2008年のセンバツでは登板しなかった。
夏の選手権静岡大会でも登板が無かったが戸狩の活躍などでチームは甲子園に出場すると、3回戦の倉敷商戦でいきなり先発を任される。
結果は1回に5失点、2回1/3で5安打5失点という内容だった。
準々決勝も智弁和歌山戦では13-2と点差の開いた8回に登板するも1回で4失点してしまう。
決勝の大阪桐蔭戦でも中継ぎとして登板すると2回1/3で4安打2失点と思ったような投球が見せられなかった。チームは準優勝に終わった。
その後調子を崩して秋は登板なしに終わると、3年生となった2009年夏の選手権静岡大会ではエースとして投げるも島田商戦で完投するも17安打を浴びて9失点で敗れた。
愛知学院大に入学すると、1年生の2010年明治神宮大会1回戦の早稲田大戦でリリーフとして登板、1失点するものの143kmのストレートに大きなスライダーで、期待をさせる内容を見せた。