岡本亮選手の実績
和歌山県出身で兄の岡本洋介投手(2009年西武6位)と同じく南部高校に入学すると、2年生となった2006年はエースとして登板した。夏の選手権和歌山大会では1回戦で箕島高校に3-2で完投勝利を挙げたが、2回戦の粉河高校戦では降板しチームも5-8で敗れた。
3年生となった2007年には140kmをマークするまで成長し、夏の選手権和歌山大会では、桐蔭、日高中津など全て一人で投げきって勝利、準決勝まで勝ち進む。
準決勝では智弁和歌山と対戦、岡田俊哉(2009年中日1位)と投げ合い、完投して11三振を奪うなど好投をみせたが1-6で敗れた。
大阪産業大に進学すると、2年生となった2009年の春季リーグで初先発となった姫路独協大戦、6安打2失点で完投勝利を挙げるとそのまま4連勝、チームは2位で終わったが6試合に投げて4勝1敗、45回を投げて奪三振19、自責点は8で防御率は1.60という成績で敢闘賞を受賞した。
秋季リーグ戦では6試合を投げて3勝3敗も48イニングで23奪三振、6失点で防御率1.17と好成績を残した。
3年生となった2010年の春季リーグ戦では天理大戦で3安打完封勝利を挙げるなど、4勝2敗の成績、69回1/3を投げて奪三振40と奪三振数が増えてきた。12失点で防御率は1.56。
秋季リーグ戦では8試合に投げて2勝5敗だったが、防御率は1.79の成績、65回1/3を投げて奪三振も50と内容は悪くなかった。
4年生となった2011年の春季リーグ戦で開幕6連勝中と絶好調の大体大戦に先発すると、3失点に抑えて完投勝利、三振11を奪う好投をみせ、プロのスカウトが注目した。
視察に訪れたプロスカウトから変化球を評価された。
リーグ通算29試合、13勝11敗、225回2/3、防御率1.56。