笠原大芽選手の実績
福岡県出身で、父親は笠原栄一(1984年ロッテ1位)、兄は笠原将生投手(2008年巨人5位)の野球一家。
早くから野球の教育を受けると、中学校では福岡ニュースターボーイズでプレーし、3年生となった2009年にはボーイズリーグ九州大会で優勝、ジャイアンツカップに出場すると1回戦で札幌新琴似リトルシニアと対戦し、玉熊将一投手(現北海高校)と投げ合って3-1で完投勝利。
ボーイズ日本代表にも選出されると、台湾で行われたAAアジアチャレンジマッチに出場した。
兄と同じく福岡工大城東高校に入学すると1年生となった2010年秋季福岡大会では3回戦の筑陽学園戦で登板、2失点完投と好投したものの0-2で敗れた。
2年生となった2011年には一気にブレークし、春季福岡(南部)大会では、3回戦の朝倉高校戦で4回9奪三振でノーヒットに抑えると、4回戦の西日本短大戦では6回で12奪三振、準々決勝の福岡工業戦では9回を16奪三振、1失点完投、そして決勝の東福岡戦では3安打13奪三振で5-0の完封勝利を挙げた。
チームは福岡大会決勝の飯塚戦も勝利し九州大会に出場すると、九州大会1回戦の鹿児島城西戦では7回3安打7奪三振の好投を見せた。
しかし準決勝の鹿児島実戦では、1回に2ランホームランで2失点すると、2回には打者一巡の猛攻を受け7失点と悔しいマウンドとなってしまった。