土生翔平選手の実績
広島県尾道市出身で小学校1年生から野球を始め、中学3年生までは投手として活躍した。
広陵高校に進学すると2年生となった2006年にサードのレギュラーとなり、新チームからは主将となる。秋季大会の中国大会では決勝の関西戦でツーランホームランを放ち、8回にも決勝のツーベースを放つなど3安打5打点の活躍で中国大会で優勝した。
明治神宮大会では1回戦で大田阿斗里の帝京と対戦、5打数1安打だったがそのヒットが9回裏のサヨナラ安打となった3-2で勝利した。準々決勝では高知高校と対戦しホームランを放つもののその1安打に抑えられ、チームも3-8で敗れる。
3年生となった2007年にセンバツ大会では1回戦で唐川投手(現千葉ロッテ)の成田高校と対戦し5打数で3安打。延長12回は1アウトからツーベースを放ち決勝のホームを踏んだ。2回戦の北陽戦では3打数2安打を放ちチームも勝利。3回戦では帝京と対戦、垣ケ原投手に4打数0安打と封じ込められ、チームも7-1で敗退した。
通算12打数5安打
夏の選手権では甲子園に出場すると、1回戦で前年準優勝校・駒大苫小牧と対戦、3四死球と勝負されなかったものの2打数1安打、2回戦の東福岡戦ではチームは14-2で大勝したが4打数0安打に終わった。3回戦の聖光学院戦でも調子が上がらず5打数1安打だったが、準々決勝の今治西戦では2四死球に2本のツーベースを放ち3打数2安打。
準決勝ではセンバツ優勝の常葉菊川と対戦、田中投手(現横浜ベイスターズ)と対戦すると1回の第1打席にライトへホームランを放つなど4打数2安打。
最後は伝説となる佐賀北との決勝戦、5打数1安打だったが、チームは4-0で優位な展開だった8回裏に逆転の満塁弾を浴び優勝を逃した。
通算23打数7安打1本塁打。
ドラフト候補として注目を集めたものの、プロ志望届けは出さずに早稲田大学へ進学する。
大学では鋭い打撃と俊足を生かして外野手へ転向、2年生となった2009年の春季リーグで2本塁打を放ち、44打数14安打で打率.318の成績を残す。秋季リーグでは40打数16安打で打率.400に加え、7盗塁をマークするなど走塁でも活躍した。
3年生となった2010年の春季リーグ戦でも42打数13安打で打率.310を記録、秋季リーグ戦でも4割を超える打率を残している。