歳内宏明選手の実績
兵庫県尼崎市出身で小学校3年生から野球を始めると、小園中学校では宝塚ボーイズでプレーした。
聖光学院に入学すると先輩の横山投手や同学年の芳賀投手などレベルの高い投手陣の中で切磋琢磨し、2年生の春季大会では福島大会の決勝・東日大昌平戦で先発すると4安打1失点に抑え勝利した。
東北大会でもエースは芳賀投手に譲ったが、準決勝の八戸工大一高戦で6安打3失点で完投勝利するなどチームの優勝に貢献した。
夏の選手権福島大会では2回戦の郡山商戦で3安打完封勝利すると、リリーフとしても登板し、準々決勝の会津工業戦では再び先発すると、5安打1失点で完投勝利、打ってもホームランを放つ。
決勝の光南戦でも先発し3安打12奪三振で完封勝利した。29回1/3を投げて1失点と完璧な内容だった。
甲子園でも勢いのまま、初戦となった2回戦の広陵戦では5安打6奪三振で完封勝利すると、3回戦の履正社戦でも5安打で2失点も10奪三振で完投勝利、準々決勝の興南戦では先発するも3回2/3で10安打を浴び3失点で降板した。
3年生となった2011年は夏の福島大会で決勝の須賀川戦で17奪三振など34回2/3を投げて60奪三振を記録して圧倒的な力で優勝を果たした。
甲子園でも初戦の日南学園戦では4失点も16奪三振、延長10回5-4で勝利すると、2回戦の金沢戦では釜田佳直投手と投げ合い、2-4で敗れたものの14奪三振をマーク、甲子園2試合で30奪三振を記録した。
アジアAAA選手権の日本代表に選ばれると先発メンバーに選ばれ、香港戦で3回5奪三振パーフェクト、台湾戦では変化球のキレが無く3回1/3で三振は1つだけ、4安打1失点と苦しんだ。
プロ志望を表明、12球団OKの姿勢で待つ。