池ノ内亮介選手の実績
28日に東京都内であったプロ野球の新人選択(ドラフト)会議で、伊賀市出身の池ノ内亮介投手(21)=中京学院大(岐阜県)=が広島カープの育成枠2巡目で指名された。最速151キロの直球を武器に、支配下選手登録を目指す。
三重県伊賀市出身で小学校時代に軟式野球の中瀬ヒュービーズ、中学時は遊撃手として伊賀ボーイズで硬式でプレーしていた。
名門、岐阜の中京高校に進学すると外野手としてプレーしていた。3年生の春以降に投手に転向したものの2年生の小亦投手の控えとなり活躍は見せられなかったが、卒業を控えた練習試合で1イニングを投げ、好投できたのが転機となり大学では投手としてプレーすることを決意する。
中京学院大学に進学すると1年時からリーグ戦に登板すると140km中盤の速球を見せ、リーグ選抜として中日の2軍と対戦、全球直球勝負で1イニングを抑え、スカウトを驚かせた。
池ノ内選手は、毎日新聞の電話取材に「育成枠なので素直にうれしいとは言えないが、ほっとしている。まずは支配下選手登録を目指します」と話した。