野田昇吾選手の実績
福岡県出身で前原中学校では伊都ベースボールクラブで投手としてプレーしていた。
鹿児島実業高校に入ると、用皆投手と左腕の2本柱として登板し、2年生となった春季九州大会の嘉手納戦で先発して勝利を収めベスト8まで勝ち進んだ。
夏の選手権鹿児島大会では初戦の頴娃戦で先発し9回2安打で完封勝利、その後リリーフとして登板すると、準決勝の鹿児島南戦では3回途中から6回1/3を1安打に抑えサヨナラ勝利に結びつけた。
決勝の樟南戦でも抑えとして1回2/3をパーフェクトに抑えて甲子園出場を果たす。
甲子園では初戦となる能代商戦で15-0の9回1イニングで登板し1安打1四球も2奪三振に抑える。
3回戦の九州学院戦では5回から登板し延長10回までを8安打4失点3奪三振、7回にも1年生の4番萩原にホームランを打たれ、10回には勝ち越されて敗れた。
秋季九州大会ではエースとして登板し、1回戦の熊本国府戦では完投も10失点と苦しみ、準々決勝の藤蔭戦でも2回に3失点するなど苦しんだが、そこから立ち直って勝利すると、準決勝ではセンバツで敗れた九州学院と対戦、1失点完投勝利を挙げリベンジする。
決勝ではこれまで3試合で33安打で勝ち上がってきた九州国大付を1失点に抑えて4試合連続完投勝利を収めた。