山田哲人選手の実績
兵庫県豊岡市出身で小学校2年生から野球を始め、御殿山中学校では兵庫伊丹(ヤングリーグ)で内野手として硬式野球をしていた。
履正社高校に進学すると安定した守備力が目に留まり控えの内野手として1年生で早くもベンチ入り。2年となった夏の選手権大会ではセカンドのレギュラーとなり、また打撃でもチームの3番を任されるなど成長を遂げた。
2009年夏の選手権大阪大会では準決勝まで勝ち進み、6試合で23打数9安打2打点をマーク、しかし準決勝ではPL学園の井上投手、難波投手の前に5打数ノーヒットに終わった。
3年生となった2010年の春季大会で山田選手はブレークし、大阪大会準決勝の東海大仰星戦では3安打4打点の活躍をみせ、決勝でも金光大阪をやぶり大阪を制覇。
出場した近畿大会でも北大津戦ではインコースの変化球をうまく打って狙い通りの26号ホームランを放ち、3塁打が出ればサイクルヒットの活躍をみせた。
集大成の2010年夏の選手権大阪大会は序盤は勝負をしてもらえなかったものの8試合で30打数12安打13打点、7試合連続打点するなど中心打者としてチームを引っ張りPL学園、近大付属、大体大浪商などをやぶり甲子園出場を決めた。
甲子園では天理に勝利したものの聖光学院に敗れた。6打数4安打2打点の成績だった。