高城俊人選手の実績
福岡県出身で小学校2年生で野球を始めると、6年生の時に第1回NPB12球団ジュニアトーナメントに福岡ソフトバンクジュニアの捕手として出場し、監督をつとめていた秋山監督(現ソフトバンク監督)も「体の大きな捕手だったので目立っていた」と注目されていた。多々良中央中時代は粕屋フェニックスでプレーし、3年生の時には日本代表に選出され、2008年の世界少年野球大会で優勝を果たした。
九州国際大付属高校に入学すると、1年生からベンチ入りし、ドラフト候補だった河野元貴捕手(2009年読売・育成ドラフト2位)の控え捕手として2009年甲子園でもベンチ入りしていた(試合出場は無し)。
2009年秋に捕手のレギュラーになると、2年生となった2010年の夏の選手権福岡大会では6番を打ち9打数4安打もチームは準々決勝で敗退した。
秋からの新チームではキャプテンとなり、4番捕手としてチームの軸となると、秋季福岡大会で優勝、九州大会では準優勝し、明治神宮大会出場はならなかったものの、選抜出場を果たした。練習試合も含めて新チームでの成績は打率.588、出塁率.657、長打率1.008と3部門でセンバツに出場する選手でトップの実績をもっている。
2011年センバツ大会では1回戦の前橋育英戦で大会第1号となるホームランを放つなど4打数2安打、続く日本文理戦でも4打数2安打を放ち、準々決勝の北海戦では5打数5安打を放つ。
準決勝の日大三高戦でも2打数2安打に2つの犠打をマークするなど、チームの決勝進出に大きく貢献している。