田村伊知郎選手の実績
兵庫県神戸市出身で小学校では箕谷少年野球部でプレー、山田中学校では野球部でプレーしていた。成績も優秀で進学校の兵庫高校への入学も考えられたが野球をしたいと近隣の強豪高校を視察する。そのなかできちんとスパイクが並べられていたという報徳学園に目が留まり入学を果たした。
報徳学園では1年生で背番号18でベンチ入り、2010年夏の選手権兵庫大会・3回戦の舞子戦で5回を1安打に抑えると、続く洲本実戦では5回を3安打無失点に抑えた。準々決勝の市神港戦では6回をパーフェクトに抑える好投を見せると決勝の神戸国際大付戦では9回途中まで10安打を浴びながら4失点に抑えて甲子園出場を果たした。
夏の甲子園では144kmをマーク、先発・リリーフに活躍し、準々決勝の新潟明訓戦では7回2/3を投げて5安打9奪三振1失点で勝利した。トータルで19回を投げて14安打4失点、チームのベスト4入りに大きく貢献した。
2010年秋季近畿大会では3試合に完投、準決勝の履正社戦では強打線を相手に9回を1失点に抑える粘りのピッチングをみせた。