福谷浩司選手の実績
愛知県出身で中学校では名古屋緑シャークスボーイズでプレーする。
愛知・横須賀高校に入学すると、2年生となった2007年の夏の選手権愛知大会では140kmを超すストレートを投げるエースとして先発し4試合で3失点と好投を続けたものの、4回戦で弥富高校に敗れた。冬には日米親善高校野球・愛知県選抜チームに選ばれ、初戦の先発に任されたが3回で7安打3四球で6失点という内容、2試合で9失点を喫した。しかし三振も10奪っており力を見せている。
3年生になると145kmをマークし、愛知NO1投手と呼ばれるまでになると、2008年の夏の選手権では東愛知大会の1回戦でドラフト注目スラッガーだった中川投手（現東北楽天）の桜丘高校と激突、8球団のスカウトが見守る中で6失点、チームは中川投手に14奪三振を喫し、６－０で敗退した。
高校通算20本塁打でプロ志望届けを提出し指名をまったが、プロの指名は無く、慶応大に進学した。
慶大では2009年の新人戦、法大戦でリリーフとして登板すると、145kmをマークしたストレートで1回1/3をノーヒット2奪三振を奪い力をみせた。
秋季リーグでリーグ戦初登板すると、4回2/3を投げて1安打3奪三振1失点。
2年生となった2010年の春季リーグ戦では先発として法大を4安打10奪三振で完封すると抑えでも活躍し、慶應大学11季ぶりの優勝に貢献した。10試合を投げて2勝2敗、38回を投げて33安打31奪三振、防御率は3.08の成績を残す。
全日本大学選手権では2回戦の桐蔭横浜戦で先発すると、東明投手との投げ合いとなり、9回を4安打11奪三振で1失点に抑え勝利した。
準決勝の東海大戦では7回途中から登板したものの、2回1/3を投げて6安打を浴び2失点と抑えることができなかった。
2010年の春季リーグ戦では法大2回戦で4安打10奪三振で完封勝利するなど好投も見せたが、他の試合では四死球から崩れるなど失点を重ね、2勝2敗で38回を投げて33安打14四死球31奪三振で、防御率3.08と期待にこたえられなかった。
秋季リーグ戦では短いイニングを確実に抑えて勝ち星を重ねで5勝1敗、61回1/3を投げて43安打19四死球43奪三振で防御率は1.32となっている。