益田直也選手の実績
和歌山県出身で市和歌山商高校に入学し内野手でプレーするも目だった活躍がなかった。
関西国際大に進学すると2年生となった2009年の春季リーグでリリーフとして5試合に登板して5回2/3で5安打2失点という内容を残した。
大学選手権では準決勝の法大戦では2番手として3回2アウトの場面で登板すると、MAX146kmの速球で法大の4番松本雅を打ち取った。続く4回には147kmをマークするなど140km中盤のストレートで押した。5回になると球威が急に落ち、1点を失うも3回2/3を投げて4安打2奪三振で1失点に抑え、全国でも通用するストレートであることを証明した。
秋の明治神宮大会でも1回戦の徳山大戦でリリーフとして登板、1回を1安打1奪三振で無失点に抑えたが、続く上武大戦では4回1アウトから登板し2/3回を投げて1安打を打たれている。
2010年明治神宮大会では1回戦の八戸大戦で2番手として登板、2回1/3を1安打2三振に抑えた。140km前後のストレートが中心だったが、打順が回る前の回ではストレートは147kmをマークするなど、力のある球も見せた。
4年生となった2011年の春季リーグ戦では先発、リリーフにフル回転し、48回を投げて44奪三振、防御率0.75。しかし優勝を大体大に譲った。
8月13日の阪神2軍とのプロアマ交流戦では2回を投げて不運なヒット2本を打たれたものの、2奪三振で無失点に抑えた。この試合に阪神、千葉ロッテ、埼玉西武のスカウトが訪れた。