吉田一将選手の実績
奈良県出身で、中学校では香芝ボーイズでプレーした。
青森山田高校に入学するも石井裕大投手(現青学大)などの控え投手として3年生となった夏の甲子園も背番号13でベンチ入りしたが登板機会は無かった。
日大に進学すると1年目の2008年の秋にチームは2部降格、3年生となった2010年から2戦目の先発となるも春季リーグは2勝4敗、防御率2.78という成績だったがチームは2部最下位となり3部との入れ替え戦も経験した。
秋季2部リーグでは拓大戦で6安打完封勝利を挙げるなど徐々に素質の片りんを見せると、4年生の春にスリークォーター気味に腕を下げて投げ始めると球速が増し、2011年春季2部リーグでは4勝1敗2完投の成績を残し、入れ替え戦の国学院大戦でも初戦の先発し、146kmを記録したストレートで5安打完封でチームの1部リーグ復帰に大きく貢献した。
1部で迎えたラストシーズンの秋季リーグ戦では開幕戦の亜大戦に先発、東浜巨投手と投げ合いを演じ、8回を4安打8奪三振2失点と好投を見せた。見方が東浜投手に完封され0-3で敗れた。
続く中大との1回戦では島袋洋奨投手と投げ合い、3安打8奪三振1失点で勝利、2戦目は中継ぎで登板し結果を出せなかったが、3回戦は3安打完封しチームに勝ち点を付けた。