佐藤翔太選手の実績
兵庫県姫路市出身で小学校3年生で野球を始めると書写中学校で兵庫飾磨クラブで投手としてプレーし全国大会で準優勝を果たす。
地元の東洋大姫路高に入学すると2年生の秋からエースになると近畿大会では履正社を完封、決勝の平安高校戦では7安打2失点で完投し優勝を果たした。
明治神宮大会では初戦で常葉菊川と対戦、13安打7失点で敗れたものの144kmを記録したストレートで高校トップクラスの評価を受けた。
3年生となった2008年のセンバツでは初戦となる2回戦一関学院を4安打9奪三振1失点で完投すると3回戦の八頭戦、準々決勝の智弁和歌山戦で完封、準決勝に勝ち進む。
準決勝では沖縄尚学と対戦、東浜巨投手との投げ合いとなり、7回まで2-0で完封ペースだったが8回裏に4失点し逆転負けを喫した。
28回連続無失点、35回を投げて37奪三振、自責点4という成績を残し、東浜巨投手と並ぶ評価を受けた。
夏の大会でも期待されたが兵庫大会の初戦となる2回戦に北条高校に0-4でまさかの完封負け、最後に力を見せられずに終わった。
プロ志望届けを提出すればドラフト指名確実とされていたが東洋大進学を決めた。
東洋大では1年生となった2009年の秋季リーグ戦に1打者2人に対戦したが2010年は登板は無し、2011年の春季リーグ戦では亜大の2回戦で中継ぎで登板し2回1/3を投げて3四球もノーヒットに抑えて初勝利を挙げた。最終戦となる国学大戦でも中継ぎで登板したが2/3回で3四球と制球に課題を残した。
秋季リーグ戦では中継ぎで長いイニングを任せられ、3試合12回で11安打9奪三振で自責点4という結果、登板機会が増えてきたものの課題もまだ多い。