藤浪晋太郎選手の実績
大阪府堺市出身で、宮山台中学校では大阪泉北ボーイズに所属し、193cmの長身から投げる142kmの速球はダルビッシュ2世として注目されていた。
3年生の時に日本代表に選ばれてAA世界選手権に出場した。
大阪桐蔭に入学すると、その圧倒的な力からベンチ入りし、2010年夏の選手権大阪大会では2回戦の吹田高戦でリリーフとして登板、2回を1安打2奪三振無失点に抑えた。
続く3回戦の桜宮戦では2-5とビハインドの7回から登板、1回を1安打無失点におさえたものの、チームはそのまま敗退した。
秋季大会では府大会2回戦の追手門学院高校戦で先発すると2安打完封勝利。2回に3者連続三振を奪うなど7奪三振、フォークボールも公式戦で初めて使った。
5回戦の金光大阪戦では7回投げて1安打1失点、143kmをマークする速球で5者連続を含む11奪三振を記録した。
2年生となった2011年の春季大阪大会では準決勝の東大阪大柏原戦で先発し146kmをマーク、毎回の14奪三振を奪うと、3失点で完投勝利を挙げるなど安定感を増してきている。