吉田奈緒貴選手の実績
宮崎県出身、上新田中学校では宮崎リトルシニアに所属し、140kmをマークするストレートで全国大会4位、また九州代表メンバーに選出され台湾に遠征した。
宮崎商業に入学すると1年生の2009年夏の大会では、準決勝で宮崎日大を3安打完封勝利するなど準優勝に大きく貢献した。
秋にはエース番号を背負い、県大会では日南学園戦で延長10回で4失点ながら12奪三振をマーク。宮崎県3位で出場した九州大会でも2回戦で長崎商を相手に9回1失点と抑えたが、敗戦した。
2年生となった2010年春の県大会では決勝で日南学園を2失点完投し勝利したが九州大会初戦の樟南戦で敗れた。
夏の宮崎大会では2回戦を5回2安打、3回戦は4回1安打を投げて無失点で勝ち上がると、準々決勝の宮崎大宮戦では3安打12奪三振で完封、1-0で勝ちあがった。しかし、続く準決勝の延岡学園戦では5回1/3で11安打を浴びて降板、チームもコールド負けを喫した。秋季大会で147kmをマークし、プロのスカウトも注目するようになる。
3年生となった2011年の夏の宮崎大会では調子が上がらず、準決勝の延岡学園戦では8回を投げて11安打6四死球を許し10失点で敗れた。
プロ志望届けは出さずにJR九州に進むと、1年目の2012年スポニチ大会、三菱重工横浜戦で先発し好投を見せると、5月のJABA九州大会では東京ガス戦で先発し、犠牲フライによる1失点に抑えて完投勝利を挙げた。