堅田裕太選手の実績
岡山県玉野市出身で、軟式野球の強豪・宇野中学校野球部でエース。中学3年生で全中に出場すると開幕戦で盛岡市立城西中学と対戦。1安打10奪三振に抑えたが1失点で0−1で敗れた。
140kmを越える左腕投手として関西中心に高校の勧誘がある中で関西高校に入学する。
秋季大会ではエースとして登板し、中国大会では1回戦の柳井学園を6回コールド1安打7奪三振で2失点に抑えると、岡山理大付を7安打13奪三振1失点、石見智翠館を4安打12奪三振で完封、決勝の開星戦は4回途中からリリーフし2安打8奪三振で無失点に抑えた。
29回1/3を投げて奪三振40と高い奪三振率をマークしている。
2年生となった2010年のセンバツ大会では初戦で興南高校と対戦、雨で2日間登板がスライドした影響もあったかもしれないが10安打を浴びて4失点、5奪三振と本来のキレからは程遠い内容だった。
夏の選手権岡山大会では初戦となる2回戦の明誠学院戦で6回から登板すると、4イニングをノーヒットに抑えて危なげない投球をみせた。しかし続く岡山学芸館戦では6回に登板するといきなり2失点し3-4で敗戦してしまう。
秋季大会では中国大会に進出すると、1回戦の徳山商工戦では3ランホームランを放つなど打撃でも活躍を見せると、準々決勝で因縁の岡山学芸館と対戦、2安打に抑えて3-0の完封勝利でリベンジを果たすと、準決勝の総合技術戦でも無四球で8奪三振完封した。
明治神宮大会1回戦で明徳義塾と対戦では1回に2つのエラーやバントヒットなどもあり3失点したものの、堅田投手の球威・コントロールがともに悪かったことが原因だと思う。また同点に追いついた3回は3つのデッドボールと制球の乱れに歯止めが利かなくなり2失点。結局5回2/3で6安打、6四死球、自責点4で降板した。