西口輔選手の実績
奈良県出身で都跡中学校では野球部でプレーする。
天理高校に入学すると練習試合で練習試合では45回1/3を投げて自責4という好成績を残し、1年生の2009年秋季近畿大会、準々決勝の神戸国際大付戦で先発するとドラフト候補だった岡本健投手と投げ合う。6回1/3を投げて7四死球を制球を乱しながらも持ち前の球威でヒットは4安打しか許さず3失点に抑えたがチームは3-5で敗れた。
2年生となったセンバツ大会では初戦の敦賀気比戦でエース沼田のあとをついで5回から登板、ストレートは142kmをマークしたものの、変化球の制球が悪く、5回は無失点に抑えたが6回に連打を浴び5失点で逆転された。2回を投げて6安打2奪三振1四死球5失点という内容だった。
夏の選手権奈良大会では1回戦に抑えで2/3回を投げると、準々決勝の法隆寺国際戦では先発し7回コールドで、5安打8奪三振1四死球で1失点と好投を見せた。
夏の甲子園に出場すると、1-4と劣勢の9回に登板、下位打線ではあるが3人をノーヒット1奪三振に抑えた。
秋季大会では近畿大会の準々決勝、加古川北戦では3回から登板、5回には振り逃げ1点を失うとそこから2連続暴投でさらに1点を献上するなど動揺した場面も見られたが、7回を投げて6安打5奪三振3失点とヒットを許しながらもなんとか抑えて勝利した。
続く準決勝の智弁和歌山戦では6回まで2安打3奪三振で無失点に抑えていたが、7回に2アウトから3連打で2失点、8回にも3安打を浴びて交代した。
決勝の履正社戦では7回1アウト2塁の場面で登板、ピンチをなんとか無失点で乗り切ると、8回には2アウト満塁まで追い込まれるも抑えた。2回1/3を投げて3安打1奪三振1死球で0失点に抑え、近畿大会を制覇した。
3年生となった2011年はチームの不祥事により公式戦出場ができなくなり、最後の夏に活躍を見せることができなかった。