伊藤諒介選手の実績
兵庫県姫路市出身で、小学校2年生からソフトボールを始めると、6年生で姫路市選抜に選ばれて全国大会準優勝を果たす。
山陽中学校ではヤングリーグの姫路アイアンズで遊撃手としてプレーし、3年生の春に全国大会優勝、ジャイアンツカップでもベスト8まで勝ち進んだ。その活躍で、ヤングリーグ日本代表に選ばれると、AAアジアチャレンジマッチに出場した。
神港学園高校に入学すると、1年生となった2008年の夏には三塁手、一塁手のレギュラーとしてプレーしている。
2年生となった2009年の夏の選手権では腰椎分離症で腰痛に悩まされながらも1番サードとしてとして出場、初戦でホームランを放つなど22打数10安打4打点を活躍をみせたが、準々決勝で滝川二高に敗れた。
秋季大会では近畿大会ベスト4まで勝ち進みセンバツ大会への出場権を獲得すると、3年生となった2010年のセンバツ大会では、1回戦の高知高戦で7回にライトスタンドへ運ぶホームランを放った。
2回戦は中京大中京の森本隼平投手の前に3打数ノーヒットに抑えられた。
2010年夏の選手権兵庫大会では、3回戦の小野高校戦でホームランを放ち、サイクルヒットを達成すると、5回戦の姫路西戦でもホームランを放った。通算26打数13安打7打点の成績を残したが準決勝で市川高校に敗れた。
高校通算94本塁打を記録し注目されたが、プロ志望届けは提出せず法政大に進学する。
法大では1年生の2011年、開幕戦の東大戦から6番サードでスタメンに名前を連ねると、初打席で2塁打を放つなど2安打1打点の活躍を見せた。
大学第1号は26打席目となった明大戦、ドラフト注目の野村祐輔投手からで、インコースの146kmのストレートをライトスタンドへ運んだ。