臼田哲也選手の実績
群馬県出身で富岡南中学校では高崎ジャイアンツでプレーし、3年生の時に時本亮（大垣日大）、高城俊人（九州国際大付）と共に日本代表に選出され世界大会で優勝した。
東海大相模に入学すると1年生となった2009年の夏に1番センターのレギュラーとなり、5回戦で横浜高校に敗れるも12打数3安打3打点の成績を残した。
秋季大会からは2番で出場すると、エース・一二三慎太（2010年阪神2位）と共に県大会で優勝、関東大会も制覇し明治神宮大会では初戦となる2回戦の高岡商業戦でホームランを放つなど5打数3安打の活躍をみせた。準決勝の帝京戦でも5打数2安打で伊藤拓郎投手を攻略し勝利したが、決勝の大垣日大戦では葛西侑也投手に5打数1安打に抑えられ敗れた。
2年生となった2010年のセンバツ大会では1回戦の自由が丘戦で2番センターで出場、50m6秒の俊足を活かして内野安打を記録するも4打数1安打で初戦で敗れた。
夏の神奈川大会では主に2番を任されたものの22打数3安打2打点と打撃が振るわず、下位に降格した。しかし準決勝の慶応戦では2得点、決勝の横浜戦でも1得点と、俊足を活かしたプレーをみせた。
チームは甲子園に出場し、一二三慎太投手の好投もあり準優勝したが、臼田選手は打撃の不振もあり出場することは無く悔しい思いをした。
秋季大会からはチームを引っ張る立場となると、関東大会の準々決勝・前橋育英戦で22ランホームランを放つなど10試合で16打点、打率.528の成績を残した。チームは準優勝。
3年生となった2011年のセンバツ大会では初戦の関西戦で好投手・堅田裕太投手から2塁打、3塁打など3安打、続く2回戦の大垣日大戦では葛西侑也投手などから4安打を放つなど好投手を攻略し、21打数12安打3打点を挙げてチームを優勝に導くと共に、プロのスカウトからもドラフト候補として高い評価を得た。
最後の夏の神奈川大会では、15打数7安打6打点と活躍を見せたが5回戦で横浜高校に敗れ甲子園出場はならなかった。
しかしアジアAAA選手権の日本代表メンバーに選ばれると、下位打線で出場し19打数8安打で10得点を挙げて、最多得点選手として表彰された。