島袋洋奨選手の実績
阪神球団関係者:「当然、リストに入ってくる。活躍次第では1位候補になる実力を持っている」(2013年12月28日)
特徴は小柄だが打者に背中が見えるほど体を捻るトルネードで、テイクバックの腕を隠しながら体重移動する。リリースポイントは上からではなく前に持ってきている。
2008年はもっと力を入れて投げた後もはねるような場面もあったが2009年は体の軸もブレず、キレの良いストレートは三振を奪える球で、申し分の無い投球だった。
2010年の夏の甲子園では、昨年の比べて足を上げた時に体重が後ろに傾き、その力を無理に右足を前に持っていって伝えようとしている。そのため投げた後の体が地面につきそうなほど傾いている。力が入っていそうな割に、制球も球のキレも昨年の方が良い。昨年のフォームを見ると足を上げたときも後ろに傾かず、右腕を引いて体をうまく回転させている。柔軟性のあったフォームだった。
3回戦以降、さすがに力を使うフォームだったので、力を抜いたフォームに戻り、キレの良いストレートに戻った。失点、安打もかなり打たれたのは、急に制球が乱れたり一辺倒になったりといった感じ。分析もされ狙い打たれた感じもある。
ドラフト上位候補といえるがドラフト1位の選手かというと、言い切れない感じが若干残る。大学で実績も含めて成長し、プロへは1位で入団して欲しい。