松永昂大選手の実績
香川県さぬき市出身で小学校3年生から野球を始める。
高松商に進むとエースとなり、135kmの球速ながらキレの良いストレートとスライダーで2年生となった2005年秋季大会では香川県大会を制覇し四国大会でも1回戦で新居浜東に勝利、準々決勝では小松島に延長11回の末敗れたが、46回で49奪三振を記録している。
3年生となった2006年春季大会でも38回44奪三振を記録した。
関西国際大では榊原(北海道日本ハム)、伊原(オリックス)が抜けた3年(2009年)春に8試合で4勝をマーク。見事MVPに輝いた。
出場した大学選手権では東海大海洋学部戦で登板したものの、5四死球と制球を乱すなど本来のピッチングができなかった。
秋のリーグ戦でも成長を見せ8試合で7勝、再びMVPに輝き、リベンジとなった全国大会、神宮大会の徳山大戦では6回を6安打1失点に抑えて勝利をした。しかし続く上武大戦ではふくらはぎを痛め、2回で5安打4四死球4失点に終わった。
4年生になると益々ストレートに磨きがかかり、2010年春季リーグでは10試合に登板し4勝1敗、70回を投げて50安打65奪三振、自責点5で防御率0.64でもちろん最優秀投手となる。
ラストシーズンとなる秋季大会では8試合に先発をして全て勝利の8勝0杯、リリーフで登板した2回も含めて、74回を投げて42安打81奪三振、自責点4で防御率は0.49を記録し、リーグを代表する大エースだったことを証明した。