引退中の評価
|
(評価なし)
|
2018年 |
4月- |
引退
|
中央大学での評価
|
|
2014年 |
4月- |
中央大学に進む
|
静岡高校での評価
|
|
2013年 |
4月 |
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20130414-1112325.html <春季高校野球静岡大会:静岡4-2常葉学園橘>◇13日◇中部地区決勝◇静岡・清水庵原球場
中部の決勝は、静岡が常葉学園橘を破り、3季連続で地区優勝した。逆転された直後の6回に6番菊池啓太郎10+ 件内野手(3年)が公式戦初本塁打となる2ランを放ち再逆転。辻本宙夢(ひろむ)投手(2年)が、10安打を浴びながらも、公式戦2度目の先発で初完投した。チームは昨秋からの県内公式戦で無傷の14連勝となった。
菊池の打球は、両翼100メートルと県内最大の清水庵原球場の外野フェンスを悠々と越えた。1点をリードされた6回、先頭打者の四球から連続三振という嫌な流れで左打席に入る。マウンドにはプロ注目左腕の常葉橘・高橋遥人投手(3年)。「長打は狙わず、ストライクを全部振ろうと思っていた」。初球のスライダーを振り抜き、右翼スタンドへ運んだ。高校通算5号となる公式戦初本塁打で逆転勝利に貢献。「高橋から打ってうれしい」と、記念球を手に笑顔を見せた。
悔しさをぶつけた一打だった。184センチ、79キロの体に50メートル5秒8の俊足を兼ね備える。三塁手としても安定した守備を見せる。プロのスカウトの間でも話題に上がる中で、打撃の物足りなさが目立っていた。練習試合から1番で起用され「1番にプライドを持ってやっていこう」と臨んだ今大会。それでも、準決勝まで2安打で、ともにセーフティーバントだった。6番に下がって2試合目でようやく快音を響かせた。もっとも、それ以外の3打席はすべて三振。「ここまで三振が多くて、しないようにと意識しすぎた」と反省も忘れない。栗林俊輔監督(40)は「まだ春ですから」とフォローし、成長を期待した。
競争が続くチームは隙のない野球を展開した。5回には相手のミスを突き先制。7回には1番岸山智大内野手(2年)の2盗塁にスクイズで加点した。わずか4安打ながら大技と小技を絡め、現チームの県内公式戦連勝は14に伸びた。
それでも、この春のセンバツに出場したのは秋の県決勝で負かした常葉学園菊川という現実がある。秋の東海大会では3年連続初戦で1点差負け。菊池は「県外で勝つためにやっているので、県内ではどこにも負けない」と、3季連続の県大会(27日開幕)優勝も宣言した。その先の東海大会、そして夏の甲子園へ。唯一の敗戦を糧に、白星を積み上げていく。【石原正二郎】
[2013年4月14日11時29分 紙面から]
|
2012年 |
10月 |
<秋季高校野球静岡大会:静岡14-1常葉学園菊川>◇10月6日◇決勝◇浜松球場
静岡が常葉学園菊川を圧倒し、14年ぶり10度目の優勝を果たした。準決勝までの貧打解消に打順を入れ替えると、1回からつながり2点を先取。2回には2番から9番に下がった堀内俊吾内野手(2年)の公式戦初本塁打が飛び出すなど、県大会3試合で20安打だった打線が18安打と一変した。静岡1位となり東海大会(20日開幕・静岡)のシード権を獲得。99年春以来のセンバツ出場当確まであと2勝となった。
準決勝までチーム打率2割3分の静岡が、同3割1分7厘の常葉菊川に打ち勝った。「今までと同じことをやっても同じ結果かな」と栗林俊輔監督(40)は選手とも話し合って不調だった1、2番を変更。俊足の小林怜央外野手(2年)と菊池啓太郎内野手(2年)を、それぞれ5、6番から1、2番に上げた。
1回、公式戦初1番の小林が「しっかり出塁していけるように」と、新たな心構えで中前打。菊池の犠打で1死二塁から、打順固定の3番佐々木啓太外野手(2年)と4番滝浪和馬内野手(2年)が連続適時打を放った。「ずっと鈴木に助けられていたので、かえせてよかった」と滝浪。ここまで投打に孤軍奮闘していたエース鈴木亮(2年)への感謝の一打で主砲の意地を見せた。
下位に回った者も黙っていない。2回、1死二塁から堀内が8球目の直球を右翼スタンドへ運んだ。県大会ここまで1安打だった「つなぎ役」の高校通算2号。「初回に点を取れたのが大きかった」と、楽な気持ちで勢いに乗った。
その後も加点し5回には10点差に達したが、決勝はコールドがなく終わってみれば14-1。決勝での14得点は72年静岡商に並ぶ最多タイ、13点差は最多と歴史的な勝利になった。9番堀内から5番篠原諒外野手(2年)まで複数安打と打線がつながり、チーム打率も3割9厘まで上昇。4安打3打点2盗塁の菊池は「タイプに合ってる打順」と新オーダーに手応えを得た。
投打にバランスが良かった前チームと比較され評価は低かったが、14年ぶりの優勝。「先輩ができなかったことができてうれしい」と選手は口をそろえる。4県12校で争う東海大会では2回戦から登場と、大きなアドバンテージも得た。殻を破った新生静岡が、春秋通じて県勢8連敗中の大会に挑む。【石原正二郎】
[2012年10月7日10時44分 紙面から]
|
2012年 |
5月 |
春季高校野球静岡大会:静岡5-1静清>◇12日◇決勝◇浜松
静岡が静清を下し、2年ぶり9度目の優勝を果たした。2回に1点を先制されたものの、直後の3回に1死一、三塁から2番平川真大(まさひろ)内野手(3年)が逆転の三塁打を放ち、その後も加点。守ってはエース渡辺義(せいぎ)投手(3年)が最少失点で完投した。圧倒的な強さで7年ぶり3度目の地区大会とのダブル制覇となった。両校は25日からの東海大会(岐阜)に出場する。
静かな幕切れだった。最後の左飛を確認したナインは歓声を上げることもなく整列に向かう。殊勲打の平川は「東海大会で優勝しないと意味がない」とチームの思いを代弁した。地区大会から9連勝。82得点9失点でたどり着いた県の頂点も、ゴールではなかった。
そんなナインも1点を追う3回には感情を爆発させた。先頭の渡辺が右安で出塁し、犠打と内野安打で1死一、三塁となり打席には平川。初球の高め直球を振り抜き左中間を破る逆転打だ。三塁へヘッドスライディングし、雄たけびを上げながらガッツポーズ。「あれは自然に出ちゃいました」と照れたが、6回にも2死二塁から左前打でこの日3打点。勝負どころでの高い集中力が際立った。
主軸不在の危機も動じない。5日の準決勝で右手首を捻挫した中沢彰太外野手(3年)がこの日、大事をとりベンチにとどまった。それでも、準決勝に続き代役の3番菊池啓太郎外野手(2年)が3回に犠飛で平川をかえす。先発の9人で戦いきることが多い中、大舞台で出番が回っても「試合が始まったら緊張しない」と役割を果たす層の厚さ。静清のスタンドからも「静高は強い」とため息が漏れた。
とはいえ、その強さは静岡の選手が努力で培ったものだ。伝統校に豊かな才能が集まるのは間違いないが、グラウンドは他の部活と共用するなど決して環境は恵まれていない。だから、練習の質を高める。常に声を出し合い、いいプレーは褒め悪いプレーは指摘する。試合と同じ緊張感で競争するからこそ力がつく。昨秋の東海大会で初戦敗退してからは、さらに目の色が変わったという。主将の山田直(あたる)内野手(3年)の「夏までずっと無敗で行く」という言葉も重みが違う。
その前には、ジンクスも立ちはだかる。春の県優勝校で夏の甲子園に出場したのは過去2校だけだ。それすら吹き飛ばす可能性を感じさせる高い意識。今日13日に行われる静岡商との定期戦(島田球場)でも、勝利への執念は変わらない。【石原正二郎】
[2012年5月13日11時40分 紙面から]
|
2011年 |
4月- |
静岡高校に進む
|
2011年 |
3月 |
富士市立吉原東中学校時代は、静岡蒲原リトルシニアに所属。
|
2008年 |
4月 |
静岡蒲原リトルシニア
|
2003年 |
1月 |
穆清野球スポーツ少年団
|