浦野博司選手の実績
浜松工業高校に入学すると、2年生となった2006年秋季大会では常葉菊川戦で2失点完投勝利で勝ちあがると東海大会1回戦では菰野高戦で5安打7奪三振の完封、自らタイムリーを放って勝利した。準々決勝では大垣日大に敗れた。
3年生になると142kmの速球とキレの良いスライダーで注目されるようになったが、2007年の夏の選手権では1回戦の吉原戦、2回戦の榛原戦で連続完封勝利で勝ち上がったが、3回戦の静岡東戦で1対2でサヨナラ負けを喫した。
プロ志望届けは出さずに愛知学院大に進学すると1年生ではリリーフとして登板し、2008年秋季リーグ戦では7試合12回1/3を投げて12安打も17奪三振で自責点1と安定した活躍をみせてリーグ優勝に貢献した。明治神宮大会では1回戦の常磐大戦に登板、1-3とビハインドの7回から登板して144kmの速球とスライダーで2回をノーヒット4奪三振に抑えた。
2年生では主にリリーフとして登板するも、名商大戦では敗れたものの先発して4失点完投するなどイニング数が増え、43回を投げて39安打34奪三振で防御率2.93を記録した。
3年生になるとエースとして1戦目の先発を任せられる。中部大の1回戦では9回途中まで5安打10奪三振も4失点で敗れたが、3回戦では9回を2安打8奪三振で1-0の完封勝利でリベンジした。
愛工大戦でも9回6安打10奪三振で1失点完投、中京大でも5安打完封と勝利を重ね、8試合に登板して6勝1敗、64回1/3を投げて38安打54奪三振の成績を残してMVPを獲得した。
明治神宮大会では初戦で早稲田大学と対戦、斎藤佑樹投手と投げ合い、130km中盤のストレートと大きなスライダーのコンビネーションで見逃し三振を奪うなど、大勢の観客の前でも落ち着いたピッチングを見せていた。4回に3失点をしたものの7回を投げて6安打8奪三振と好投をみせた。
4年生となった2011年春季リーグ戦では7試合に登板して6勝0敗、4完投で2完封、防御率も0.65と抜群の安定感を見せ、リーグ制覇を達成した。