大木康智選手の実績
大分県中津市出身で小学校3年生から野球を始めると、城南中学校では野球部でプレーした。
中津南高校に入学すると1年生の秋からエースとなり、2年生となった2005年夏の選手権大分大会では4番も任された。
3年生となった2006年はストレートは143kmを記録するなど成長したが、2回戦の日田林工戦で5失点し敗退した。
プロ10球団がマークする中でプロ志望届けを提出し指名を待ったものの指名は無く、國學院大學に進学した。
1年生となった2007年は春季リーグ戦で5試合に登板したものの、大学を退学した。
福岡大にいた門脇康太投手(現日立製作所)の薦めで翌年福岡大学に入学すると、1年生の2008年秋から登板し、4試合に投げて1勝2敗の成績を残す。
明治神宮大会では1回戦で斎藤佑樹投手(2010年北海道日本ハム1位)が先発した早稲田大戦で2-2の同点に追いついた6回から登板、ストレートは148kmをマークし観客を驚かせたが、7回に上本博紀(2008年阪神ドラフト3位)にタイムリーを浴び1失点、これが決勝点となり敗れたものの、プロも注目する投手として復活した。
2年生となった2009年春季リーグ戦ではエース門脇がいる中で中継ぎとして登板、8試合に登板し1勝1敗、秋季リーグ戦では西南大戦で先発すると4失点しながらも完投勝利、その後九州大戦、九国大戦でも1戦目の先発を任され好投し2勝0敗の成績を残した。
3年生となった2010年はケガにより春季リーグでは登板せず、秋季リーグ戦では中継ぎとして2試合に登板するも、ケガを再発してその後は登板しなかった。
4年生となった2011年の春季リーグ戦では北九州大戦で大差のついた場面で登板すると、九州大2回戦では2年ぶりの先発を果たし、見事1失点で完投勝利を挙げた。