吉川侑輝選手の実績
大阪府寝屋川市出身で小学校2年生から野球を始めると、寝屋川第二中学校では寝屋川シニアでプレーした。
履正社高校に入学すると1年生の春からベンチ入りし、2年生となった2007年の秋季大会では近畿大会ベスト４まで勝ち上がった。
3年生となった2008年のセンバツ大会では3番ライトで出場、初戦の下関商戦では内野安打2本で4打数2安打、続く2回戦は準優勝した聖望学園と対戦、大塚椋司投手（現ENEOS）から2ベースヒットを放つも4打数1安打、チームも７－５で敗れた。投手としての登板は無かった。
夏の北大阪大会ではエースとなると寝屋川戦では7回コールド2安打に抑えて完封すると、準々決勝の桜宮戦でも5安打12奪三振で完封勝利。決勝では甲子園で優勝した大阪桐蔭と対戦し3安打2失点と好投したものの完封されて敗れた。
4試合25回2/3を投げて10安打2失点、また打撃でも15打数6安打5打点1本塁打を記録している。
関大に進学すると投手として1年生の春季リーグ戦の開幕戦に先発、京大戦で6安打13奪三振で完封し初勝利を挙げると、同大戦では147kmを記録するなど主戦として活躍、1勝3敗も40回1/3を投げて防御率3.12の記録を残した。
2年生となった2010年春季リーグ戦では立命大戦で3安打9奪三振で完封するなど4勝をマーク、4年生となった2012年の春季リーグ戦は同大戦で5安打3奪三振ながら完封勝利を挙げ、チームのリーグ制覇に向けて大きく貢献している。広島のスカウトが視察し高い評価をしている。