杉谷翔貴選手の実績
東京都出身で父親はボクシングの元日本フェザー級王者の杉谷満氏。
小学校ではツバメ少年野球部でプレーすると、中学生では東練馬シニアに入団しプレーする。
名門帝京高校に入学すると外野手としてプレーし、2年生になると弟の拳士選手（現北海道日本ハム）の入学し遊撃手のレギュラーを1年生で獲得した。2006年夏の選手権では甲子園に出場し、拳士は出場したがメンバーに入ることができなかった。
3年生となった2007年のセンバツ大会ではレフトのレギュラーとして出場し兄弟出場を果たした。打順は8番だが、3回戦では３つの四球を選ぶなど出塁してチームの勝利に貢献すると、準々決勝の広陵戦では野村祐輔（現明治大）から初回の満塁ホームランを放った。12打数3安打。
夏の選手権でも甲子園に出場すると、初戦の駒大岩見沢戦では3安打、2回戦の神村学園戦では2本のスリーベースを16打数7安打で打率.437をマークした。チームは優勝したミラクル佐賀北に準々決勝で敗退した。
東農大生産学部に入部すると、3年生春までは活躍が見られなかったが、2010年秋季リーグ戦では打率.395、2本塁打を記録し実力を見せ始めた。