時本亮選手の実績
福井県高浜町出身で、小学校6年生から高浜中学校の3年まで若狭高浜ボーイズで投手、捕手としてプレーすると、3年生となった2008年には世界少年野球大会の日本代表に選ばれた。世界大会では3番一塁手として出場すると15打数11安打4打点、3本のツーベースを放ち、日本の4連覇に大きく貢献した。台湾戦ではマスクをかぶった。
大垣日大高校に入学すると1年生で秋からは正捕手となり、秋季東海大会では葛西、阿知羅をリードして優勝を飾る。明治神宮大会でも6番捕手として出場すると、1回戦の嘉手納戦で4打数1安打、準決勝の今治西戦では4打数2安打を打ち迎えた決勝の東海大相模戦では4打数2安打2打点の活躍を見せて優勝を果たした。
明治神宮大会では1回戦で天理と対戦、強打線を手玉に取るリードを見せるとともに、打撃でも相手のエラーを誘って1点を奪う。
2年生となった2010年のセンバツに8番捕手で出場すると、1回戦の川島高校戦では延長10回の先頭打者としてレフト前にヒットを放ち、サヨナラのホームを踏む活躍を見せると、2回戦の大阪桐蔭戦では2回にタイムリーヒットを放ち相手のエラーも誘って2点を先制、4回には2ランホームランを放ち、3打数2安打4打点で相手を粉砕した。
準々決勝の北照戦では4打数ノーヒットも大野、又野、西田などの強打者をリードで1失点に抑えた。しかし準決勝の興南戦では3打数1安打も10失点して敗れた。
夏の選手権岐阜大会では5番を任され、葛西投手をリードし準決勝に進むも、県岐阜商の前に3打数ノーヒットに抑えられ、0-1で敗れた。16打数4安打2打点。
秋季大会では6番で出場すると岐阜大会で優勝し、東海大会決勝では静清高校戦で初回に逆転のタイムリー、6回には2ランスクイズを決めるなど活躍し秋季2連覇を果たした。