望月啓吾選手の実績
静岡県出身、軟式野球屈指の東海大翔洋中学校では、3年生となった2005年に静岡大会の磐田南部中クラブ戦でノーヒットノーランを達成し、全国大会でも準優勝まで勝ち進んだ。
東海大翔洋高校に進学すると、2年生となった2007年夏の選手権静岡大会では抑えとして安定感を見せ、準決勝まで全試合に登板し、三島高校戦では9回裏に5点差を逆転したサヨナラ勝利に貢献した。準決勝では常葉菊川と対戦、9回表に2-2の同点に追いつくも裏にサヨナラの失点をし敗れた。
秋季大会でも静岡大会決勝で常葉菊川に敗れたもの2位で東海大会に出場。1回戦の中京大中京戦で2-3の接戦を演じた。テンポが速く、138kmの速球とスライダー、チェンジアップを投げ込み、試合のペースを握る投球に注目が集まった。
2008年夏は甲子園出場が期待されたものの3回戦で掛川西に敗れた。
プロ志望はせずに東海大学に進学すると、2年生となった2010年の春季リーグ戦では点差のついた場面で3試合に登板、全日本大学選手権では登板の機会が無かった。
秋季リーグ戦では筑波大戦では2点差の8回から登板し1安打無失点に抑えて期待に応えると、城西大戦では点差のついた場面だが、球威・コントロールとも素晴らしく2回で5三振を奪う好投をみせた。8回2/3、打者27人に対し2安打無失点に抑えた。
明治神宮大会でも準決勝も九産大戦で0-0の5回から登板すると3回をノーヒット3奪三振と完璧に抑え、1-0で勝利した。