荒波翔選手の実績
神奈川県横浜市出身で秀学校では戸塚シニアでプレーし、投手、遊撃手そして主将としてチームを引っ張り、見事全国制覇を成し遂げた。
名門・横浜高校に入学すると1年生で夏の甲子園に1番センターとして出場し、ベスト4まで勝ち進んだ。
3年生となった2003年のセンバツ大会にも出場したものの、2回戦の明徳義塾戦で自打球により骨折した。チームは勝ち進み準優勝を果たした。
東海大学に進学すると1年生の春季リーグ戦で首位打者となるなど活躍をみせたが、2年生の春に右ヒザの靭帯を断裂するケガを追った。しかし3年生となった2006年の春季リーグ戦に復帰すると打率.375をマークしリーグ2位となった。選抜されて出場した世界大学野球選手権でも打率4割を越えるなとチャンスに強いバッティングを見せ、世界ベストナインに選ばれた。
しかしプロからの指名はなく、トヨタ自動車へ入社すると再び1年目から活躍、1番センターとして日本選手権では5試合で22打数11安打の打率.500と大活躍を見せた。しかし2年目以降は目立った活躍ができず、3年目となった2010年の都市対抗でも9番センターとして出場したものの、6打数0安打2三振に終わっている。
日本選手権では当初2番、9番の打順でもヒットが出ず苦労していたが、準決勝のNTT東日本戦でホームランを放し、決勝のJR九州戦でもレフトオーバーの2ベースを放つ。