坂口真規選手の実績
和歌山県出身で小学校1年生から野球を始め、打田中学校では打田タイガース(ヤングリーグ)でプレー、3年生では春・夏に全国大会に出場しともに準優勝となる。
智弁和歌山高校に入学すると1年生の秋から4番に座ると、2年生となった2007年の夏の甲子園、1回戦の仙台育成戦では佐藤由規投手(2007年ヤクルト1位)から2ランホームランを放つ。
秋季大会では近畿大会で3試合連続本塁打を放つなど4本塁打、打率.548と大活躍しNO1スラッガーとしてドラフトの上位候補として注目を集めた。
3年生となった2008年のセンバツ大会では1回戦の丸子修学館戦では5打数2安打も2回戦では宇治山田商の平生投手(現西濃運輸)と対戦し5打数1安打、準々決勝では東洋大姫路のドラフト候補・佐藤投手(現東洋大)に4打数ノーヒットに抑えられた。
6月に右くるぶし下疲労骨折を負い出場が危ぶまれた夏の選手権和歌山大会では、逆境を跳ね返し、大会新記録となる4試合連発の4本塁打を放つ。
甲子園では、1回戦の済美戦で5打数3安打1打点と好調ぶりを見せると、木更津総合戦でも5打数2安打、続く駒大岩見沢戦で史上初となる1イニング2本塁打を放った。準決勝の常葉菊川戦でも5打数2安打、3ベース1本を放つなど活躍したが、10-13でチームは敗退した。トータルで打率.429、7打点を記録した。
高校通算27本塁打の打撃にプロからも上位候補として評価されていたが、早くから大学進学を決め、東海大学へ進学する。
2009年春季リーグ戦では11試合に出場したものの36打数9安打5打点、ホームラン0に終わった。
2010年春季リーグ戦では同じく打率.250、秋季リーグ戦では29打数9安打で打率.310も打点1と不満な成績が続いていた。
明治神宮大会では初戦となる2回戦の関西国際大戦で体が開きながらもライトへ特大のホームランを放ち、観客をアッと言わせる2ランホームランを放った。