東明大貴選手の実績
岐阜県出身で富田高校では130kmを越えるストレートを投げたが目立った活躍は見られなかった。
桐蔭横浜大に進学すると急成長を見せ、140kmを越えると1年生の2008年秋季リーグ戦で一気にブレーク、13試合67回2/3を投げて4勝2敗、防御率2.00の記録を残す。
2年春は42回を投げて38安打26奪三振で4勝2敗を挙げリーグ初制覇に貢献、防御率2.14でリーグ10位となり、ベストナインを受賞した。しかし腰痛により大学選手権での登板を回避した。秋季リーグ戦は腰痛の影響もあり24回2/3を投げて20安打12奪三振、防御率が2.92で1勝2敗と振るわなかった。
3年生となった2010年の春季リーグ戦ではさらにブレーク、7勝1敗を記録しリーグ制覇に大きく貢献、内容も68回2/3を投げて45安打31奪三振、防御率1.44でリーグ1位、見事MVPに輝いた。
大学選手権でも好調を維持し、愛知学院大では9回で4安打7奪三振で完封、1-0で勝利すると、続く2回戦では慶應大と横浜ダービー、6回までノーヒットに抑えるなど、9回まで11奪三振を奪う力投をみせたが、9回裏にサヨナラ負けを喫した。5安打2失点。
秋季大会では春の投球の影響からか、前半戦は登板がなかったが、終盤の関東学院戦、神奈川大戦で先発し勝利を収めている。